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〜My Wing〜                    高町なのは

 
 
私の背中には翼がある―
 
こんな事を言ったら、きっと誰もが「何を言ってるんだ?」って思っちゃうよね。 
 
でも、コレは本当の事。 
 
この翼は見えもしないし、触れもしないけど確かに私の背中に確かに存在してる。 
 
翼はいつも私に力をくれる、勇気をくれる。 
 
どんな時でも、どんな場所でも― 
 
この翼がある限り、私はちゃんと頑張れる。 
 
前へ進める、羽ばたいて行ける、そう思える。 
 
ううん、思えるだけじゃない― 
 
本当にそうなんだ。 
 
だからあの時、8年前の怪我の時。 
 
「もう2度と飛べないかもしれない、もう2度と歩けないかもしれない」 
 
そう言われたときも全然平気だった。 
 
だって、翼は、まだ私の背中にちゃんと在ったから。 
 
翼が在るんだから絶対にまた飛べる、また歩ける、そう確信してた。 
 
事実、私はまた空を、大地を自由に駆け回れるようになった。 
 
アリガトウ、私の翼―皆、貴方のお陰です― 
 
貴方が居てくれたから私は今、自分で選んだ道を進んで行けてます。 
 
 
 
 
 
私の背中には翼がある― 
 
私が翼と出会ったのは、ずっと昔―9歳の時のこと。 
 
夕焼けに照らされ、オレンジ色に染まる木々の中だったっけ。 
 
最近になってようやく分かった事だけど、あの時、出会ったあの瞬間に私の中で何かが変わった― 
 
それまでの私は、変な言い方だけど凄く軽すぎたような気がする。 
 
体重の話じゃないよ? 
 
…上手く言えないけど、そう、私の中の凄く大きな部品がどっかに行っちゃってて、 
 
重さの足りない私は風でも吹けば飛ばされちゃうんじゃないか?って不安がってる。 
 
そんな感じかな? 
 
あはは、全然分かんないよね?これじゃあ。 
 
でも、そんな感じだったんだ、あの頃の私は― 
 
それが、そんな不安が、あの出会いで無くなった。 
 
あの時からだよ? 
 
何かに向かって本気で努力出来るようになったのも、何かの為に全力を尽くせるようになったのも。 
 
全てがあの日、貴方に出会ったから― 
 
 
 
 
 
私の背中には翼がある― 
 
その証拠に私の背中は何時も暖かい。 
 
体温とかじゃなくて、何時も誰かに抱きしめられているような暖かさを感じるって事。 
 
この10年間、ずっと私を支えてきてくれた温もり。 
 
この温もりが在るから、私は戦える、頑張れる、優しくなれる。 
 
そう、全ては背中が暖かいから― 
 
かつて彼自身に告げたとおり。 
 
 
 
 
 
 
私の背中には翼がある― 
 
目に見えないし、触れもしないけど。 
 
あの日、あの出会いの瞬間から、確かに私の背中に在って私を守ってくれてる、この暖かいモノ― 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この翼には名前がある― 
 
翼の名は『ユーノ・スクライア』 
 
私に勇気をくれた人、私に魔法をくれた人― 
 
この翼がある限り。 
 
きっと、私は何処までも羽ばたける。 
 
だから― 
 
だから、ちょっとだけ我が儘を言います。 
 
 
 
 
 
ユーノ君― 
 
 
 
 
 
何時までも― 
 
 
 
 
 
私の背中を暖めていて下さい― 

 


 
さて、なのは×ユーノステーション用にこんな物を書き上げてみましたが・・・ 
 
恥ず!!!(:.;゜;u;゜;.)  
 
ポエム手帳が人に見られて恥ずかしい物の代表格になる訳ですね(−−; 
 
何より恥ずかしいのは其れを公開しちまう自分でしょうかね? 
 
でも、仕方ないんですよ・・・ 
 

だって、ストライカーズでユーノの出番ないんだもん!!>< 
 
我々なのユー派ががこうして作るしかないじゃないか(:.;゜;u;゜;.)  

 
そんな訳でこれからも自分はなのユーを書いていきます! 
 
自分と同じなのユー派の皆様、そうじゃないけど読んでもいいと思ってくださる方々、 
臆病なのでメールはおろかWEB拍手すら置かない駄目人間の石炭(人間じゃないし)の
自己満足サイトに(mate)これからもお付き合い下さいませ<(_ _*)>